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湯川サ高住ブログ「さんのーがーハイ!!」2023年7月
2023.7.7
湯川事業場にて、救命(AED・胸骨圧迫)の自主研修を実施しました。
現在、消防署で指導されている方法は、新型コロナ流行以前と比べると感染対策を取り入れた内容に変更がされています。その伝達講習でした。
具体的に説明しますと...
意識を確認する方法は、【足元側に座り、「大丈夫ですか?」と声をかけながら、両手の掌で傷病者の胸の上部を叩いて意識の確認をする。これを3段階の強さ、3段階の大きさで順に行う。】になっていました。
かつては、片方の耳が遠い人もいるという理由から、傷病者の耳元で「大丈夫ですか!」と呼びかける動きがあったのですが、その動きはありませんでした。
次は呼吸を確認する方法ですが、こちらは【胸の動きを目視で判断する。】となっていました。
かつては傷病者の口元や鼻付近に自分の掌をあてがって呼吸を確認するという方法もありましたが、そちらもなくなっていました。
時代や社会の状況に合わせて技術も変化していきますから、「自分はもう技術を身につけている。」と過信せず、様々な場所に足を運んで、常に新しい情報を仕入れてくれるようにしておきたいものです。
せっかくですので、この場を借りて、私がオススメする消防・防災を学べる場所を紹介したいと思います。
『福岡市民防災センター』
PayPayドームの近くにある施設ですので、北九州市からだと少し遠いのですが、様々な体験ができる施設となっております。地震体験、暴風体験、消火体験、自動車水没時の脱出体験などがありました。
※体験には予約が必要なものもあります。
『下関市消防防災学習館 火消鯨(ひけしくじら)』
JR下関駅から徒歩15分くらいの場所にあります。こちらも様々な体験ができるようになっています。煙体験、通報体験、消火体験がありました。福岡市民防災センターとはラインナップが微妙に異なるところが嬉しい。
煙体験をする私と、消火体験をする私。
お子さんを連れて、是非とも遊びに行ってみて下さい。楽しみながら、消防・防災の勉強ができます。
残念ながら北九州市には、このような市民が気軽に入館して楽しみながら学べるような常設の施設はありません。ですが、定期的に防災センターで救命講習が開催されていたり、消防・防災のイベントは意外と多く行われていたりしています。
年末に開催されている北九州防災フェスタ。
試供品の配布なんかもしていたりするので、なかなかお得なイベントでもあります。
先月、開催されていた旦過市場の防災イベント。
あの大規模火災の跡地で、こんな素晴らしいイベントが!
2023.6.7